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西新宿 彩旬亭

2018.08.27アーカイブ

2013年12月住職日々随想

住職日々随想

今年も残すところあとわずかとなりました。年配のご門徒さんとお話しをしていると、よく、「又一つとしを取らなあきまへんなぁ」と、口にされます。満年齢を基準とする戦後教育を受けた世代には、今ひとつ、ぴんと来ないかもしれません。しかし、母親の胎内にあった十月十日の始まりを、いのちの誕生と捉える数え年の年齢計算では、生後すぐは0歳ではなく一歳となるわけで、仏教の因果の道理にも適った考えと言えます。ただ年末に生まれたひとが、すぐに二歳となってしまうのはお気の毒かもしれませんが…
実に、お正月がめでたいものとされたのは、皆同時に年を取るからとも言えるでしょうし、そんな中にあって、満年齢の誕生日や、その他の記念日など、個人的なものが殊更祝われることは、あまりなかったでしょう。
では、家族にとって節目となるものは何だったのかと考えてみますと、先立たれた方々のご命日がそれに当たるのではなかったでしょうか。死者と真向かいになる事によって、今現に生かされて在る事のかけがえのなさ、勿体なさに目覚め、手を合わせていく、そういう尊いご縁として、ご命日は大切にされてきたのであり、そこに人生の深まりを戴いてきたのでしょう。ご命日も何とも思わず、今だけを見つめる、そんな時代の流れは、ひとをますます薄っぺらなものにしていきます。
およそ、ひとは二度死にます。最初の死は肉体の死であり、二度目の死は、有縁の人々の記憶から消え去ってしまった時に訪れる死、まさに完全な死でありましょう。故人を生かすも殺すも、いつに係って私たちの姿勢にあると言えるのです。
蓮如上人お文に、ご明日(めいにち)と親鸞聖人のご命日を書き表しておられるものが有ります。それは、宗祖のご命日が単なる故人を偲ぶ日ではなく、仏法に私をたずね、私自身を明らかにする、大切な節目の日であると捉えておられたからに他なりません。深く思い致したいことです。


十二月の行事

○ 1日(日)午前8時~秋の日帰りバスツアー

○ 7日(土)午後4時~  祥月講・同朋の会聞法会
      ご法話  圓龍寺ご住職  門井 斉師
○10日(火)午後2時~  門徒女性聞法のつどい

○12日(木)午後2時~  仏教民謡踊りの会

○22日(日)午後1時~  おみがき・年末大掃除 

○23日(月)午後2時~  仏教コーラスの会

○31日(火)午後11時半~ 歳暮勤行・除夜の鐘

一月の行事

○19日(日)正午~同朋の会 新年会

○20日(月)午後2時~  仏教コーラスの会

○16日(木)午後2時~ 仏教民謡踊りの会

*おかげさまで当寺御遠忌法要も無事勤めることができました。ことに当日は早朝からの雨で、気をもんだことでございましたが、奇跡的に庭儀参堂列の間だけは薄日が差す絶好の日和となり、ほっと胸を
撫でをしたことでございました。実行委員の皆様、ご協力下さった保存会はじめ地域の皆様、そして何よりその趣旨をご理解頂き、尊い御懇念をお運び下さいました門信徒の皆様、その他たくさんの方々に支えられて、この法要を勤めることができたものと、感激もひとしおでございます。衷心より厚く厚く御礼申し上げます。
今後とも、この感激を忘れずに、仏法弘通に精進してまいります。引き続きの御協力よろしくお願い申し上げます。
真宗大谷派 鶴栖山 安泉寺

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