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西新宿 彩旬亭

2018.08.27アーカイブ

2015年5月住職日々随想

住職日々随想

知らぬ間に昨日まで生活しておられた方が忽然と姿を消し
しばらくたってから亡くなりました、と耳にする、
そういうことが最近よくあります。おそらくはご家族だけ、
もしくは近親者だけのささやかな葬儀が執り行われたか、
場合によってはそれすらも行わずに火葬場に直行、といったことが、
珍しくもなくなってきているからでしょう。
病めば病院に、老いれば老健施設や老人ホームへ、
今や、老病死は身近な現実としてではなく、秘すべき事柄として、
「処理」されているかのようです。
しかし、そのことが、煩わしさからの解放のように見えて、
実は人間の尊厳を傷つけ、それと気づかぬうちに、有縁のひとの心に
深い傷を負わせることとなってしまっているのです。
昨今、ややもすれば厄介ごとともされてしまう葬送の儀礼ですが、
そのことに於いてはじめて死者を故人として受け止め、次への確かな
一歩を踏み出していくことが可能となるのではないでしょうか。
人類の祖先と言われる、原人の生活の痕跡を発掘してみると、
明らかに死者に花などを手向け、丁重に葬ったと思われる痕跡が
見られるそうです。人間と動物との違いは、葬送を行うかどうか
というところで、ひとつ推し量ることができるのです。
実に生と死はいのちの相の裏表、私たちは一人の例外もなく、
生まれたその日から、老い、病み、死すべきいのちを生きていく存在です。
目を背けたくなるような、そのいのちの事実に目を開き、
マイナスの地平とも思われる現実から、生きることの意味を
問い続けてきたものが、仏教に他なりません。
「人身受け難し、今すでに受く、仏法聞き難し、今すでに聞く」
三帰依文の冒頭の一句に、改めて瞠目させられます。

五月の行事

・14日(水)午後2時~ 第五組坊守会公開講座
       高山教区 不遠寺ご住職 四衢 亮師   

・17日(土)午前10時~12時半
       大阪教区同朋大会参加
       南御堂にて
       大谷大学名誉教授   延塚 知道師

*第三土曜の祥月講、同朋の会は右記の大会参加に
代えさせて頂きます。

・22日(木)午後2時~ 仏教民謡踊りの会

*五月六月の仏教コーラスの会は、ご講師体調不良のため未定です。
*門徒女性聞法のつどいは、坊守公開講座に代えさせて
頂きます。ふるってご聴講下さいませ。

六月の行事

・10日(火)午後2時~ 門徒女性聞法のつどい

・21日(土)午後4時~ 祥月講・同朋の会聞法会
           圓龍寺ご住職  門井 斉師 

・22日(木)午後2時~ 仏教民謡踊りの会

どなた様もお気軽にお越し下さい。本堂内は全て椅子席、冷暖房も整っております。

真宗大谷派 鶴栖山 安泉寺

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