あぁ、なんて冷たい政権なんだろう。日本人二人が人質に捉えられている時、得策ではないと知っていながら、あえて「イスラム国」を刺激するような発言を首相自らが行い、解放交渉の失敗と相まって、後藤健治さんと湯川遙菜さんが斬殺されました。
また今回は、多くの国民の声を無視して、誰が考えても憲法違反の安保法案を、強引に可決成立させました。そして早速、南スーダンに自衛隊員を派遣し、危険な「駆けつけ警護」と称する任務に就かせることを決めました。
いずれも犠牲が出ることをいとわず、いや、むしろ犠牲者が出ることを織り込んで、国民の危機感や報復感情を煽ろう、という意図が透けて見えます。
結局、特定秘密保護法や今回の安保法によって、世界中の紛争に積極的に軍事介入し、巨利を生む武器輸出を推し進めて、この国をアメリカのような、軍産複合体しようという目論見のもと、政府財界が一丸となって一連の政策を推し進めてきたとのではないでしょうか？ 残念ながら、そこには利益第一、人命は二の次三の次の浅ましい姿が見えております。
お釈迦様は、そういう人間を痛まれ「すべての者は暴力におびえ、すべての者は死をおそれる。己が身をひきくらべて、殺してはならぬ、殺さしめてはならぬ。（法句経129偈）すべての者は暴力におびえる。すべての（生きもの）にとって生命は愛(いと)しい。己が身にひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。（同130偈）」とお諭しくださいます。心に刻みたいことです。

十月の行事

１３日（火）午後２時～　　門徒女性聞法のつどい
　　　　　　　　　　　　　　「和讃を読む」１２

１７日（土）午後４時～　　祥月講・同朋の会聞法会
　　　　　　　　ご法話　圓龍寺住職　　門井　斉師

十一月の行事

８日　（日）午後１時～　　おみがき清掃奉仕

報　恩　講
１２日（木）午後２時　大逮夜　　　　　　　
　　　　　　夕方７時　御伝鈔拝読　　　　　
１３日（金）午後２時　結願日中　　　　　　
　　　　ご法話　泉大津　南溟寺　戸次公正師
　　　　　（お抹茶・お斎のご接待有ります。）

１５日（日）秋の日帰りバスツアー
親鸞聖人の生活の師「教信沙弥」ゆかりの地を訪ねて…
姫路方面の予定です。詳細は決まり次第ご案内いたします。

＊仏教民謡踊りの会、仏教コーラスの会は日にち未定です。
＊本堂内すべて椅子席、冷暖房完備、どなた様もお気軽にお越し下さいませ。