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西新宿 彩旬亭

2018.08.27アーカイブ

2016年9月住職日々随想

住職日々随想

 新国立競技場の建設問題などに見られる様に、最近とみに「責任」ということが取りざたされています。しかし、責任を取るとはいったいどういう事なのでしょう?
福島第一原発の事故によって我々が学んだ一番大きなことは、かくも大きな被害をもたらした事故には、その深刻さと規模の甚大さゆえか、誰も責任を負えないということでした。
何かあったときには政府が責任を持って対処します、などと喧伝してはいますが、そのじつ何か重大な事故が起こった時、誰れも責任を取れないのだから、あえて責任は問われない、という倒錯した思考のもと、この国は目先の利益の為、原発再稼働に舵を切りました。
たとえ、ささやかな過ちであっても、大きな過ちであったとしても、一度引き起こしてしまった事柄そのものは、決してなかったことにはならず、何びとも責任などというものは取れないし、又、それ故、他者に対しても「責任を取れ」と押しつけるべきものでもないのです。
じつに責任というものは、凡夫のよく取りうるものではないのです。
熱心な念仏者であった棟方志功は、生涯様々な作品を生み出しましたが、晩年に「やっと自分の作品に責任を持たなくても良くなった」と述懐しています。
自力の限りを尽くし、凡夫の身に深く頷き、ついに他力に帰すことで、広大無辺の願海に精神を遊ばし、その芸術性を完成させた、まさに求道者の姿をそこに見ることが出来るのです。

九月の行事


19日(土)午後2時・6時 秋季彼岸永代経法要
              コーラス発表会
             お斎、お抹茶の接待有り
      ご法話 阿倍野 即應寺 藤井善隆師

29日(火)午後2時~  門徒女性聞法のつどい
               「和讃を読む」11
(都合により8日から29日に変更させて頂きます。)

十月の行事

13日(火)午後2時~  門徒女性聞法のつどい
              「和讃を読む」12

17日(土)午後4時~  祥月講・同朋の会聞法会
        ご法話 圓龍寺住職  門井 斉師

*仏教民謡踊りの会、仏教コーラスの会は
日にち未定です。

*本堂内すべて椅子席、冷暖房完備、
どなた様もお気軽にお越し下さいませ。
真宗大谷派 鶴栖山 安泉寺

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